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　後輩があんまり幼稚なこと言うので叱り飛ばした。　たった一言だけだけど、語気を荒げて他人を咎めたのは初めてかもしれない。　びっくりしたんだろう、後輩はその後部屋を飛び出ていった。
　
　叱った後は非常に気分が悪い。　後輩にしてみれば少し甘えたかっただけで、本気で言ったのではなかったかもしれないし、俺としても後輩が普段からそういう物言いをする人間だってことは判っていたはずなのに。　咎めるではなく、諭す言い方もできたはず。　虫の居所が悪くて、はけ口にしただけじゃなかったのか？　そもそも俺は他人を叱ることができるほど偉いのか？　自責の念に押し潰されそうだ。
　団体行動の中で非建設的な手前勝手な事を言って、和を乱したり士気を挫いたりすることは絶対許さない。　その団体から自分がどれだけ利益を受けているか考えて、面倒くさくても少しくらい貢献しようという気になれ。　ﾔﾀﾞﾔﾀﾞだけじゃなくて、何が問題なのか、どうすればよくなるかを考えてからものを言え。　嫌いな奴ともソコソコの付き合いができるようになれ。　それが社会人ってもんだろう。
　
　という意識の中で眠りについたら嫌な夢をみた。　後輩が呪ってたりして!!　４時に目覚めてこれを書いている。　あー明日午前中休もうかな･･･　叱った方がこんなに凹むなんて。　あの後輩にはいつも世話になってるし、落ち込んでないといいんだが。　明日謝ろう。　こないだの飲みで「人間ﾔﾒﾚ」って言われたときは３日間落ち込んだし、俺って結構引きずるな〜